charon 的日常。


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    2008年10月22日(Wed) ハロウィン。






   「工房からの風」展で出逢った、海藤 博 さんのガラスベース。
   生けてあるのは、次々に咲いてくれているオールドローズ "Devoniensis"。

   ここ数日、ほんのり風邪気味でいつもにもましてぼんやり。今日の英会話教室では、天井から下がったハロウィン仕様のプラスティックの骸骨に激突してみたり、はちゃめちゃなスピーチをくりひろげてみたり(これはいつも)、なんだか素晴らしい感じの有様だった。パソコンだったら「OS の入れ替えが必要です」と診断されるに違いない。教室は、今月頭くらいからどこもかしこもハロウィン仕様となっていて、参加者証代わりのプレートが入っているボールに手を突っ込もうとすると、腐りかけな感じの緑色の手がうぃーんと動いて人の手をつかもうとするのが本気で怖い。喜んでその手と遊んでいるチャイルドクラスの幼稚園生の群れを片目で見ながら疎外感を感じる。そしてそんな中ハロウィン祭りはどんどんエスカレートしており、今日は受付の女の人に歯の形をしたキャンディーがぎっしり詰め込まれた入れ物を差し出された。きらいだ、ハロウィンなんて。

   「リニア中央新幹線」という単語を見てどきっとしたが、自分がなぜどきっとしたのかを理解するまでにコンマ1秒を要する。ああ、リとニの間にトとアが入っていたらなー・・・いや、入っていたからどうだというんだ。北杜夫がトーマス・マンに心酔していた頃、街を歩いていたときになぜかぎくりとして立ち止まり、なぜ自分はぎくりとしたんだろうとあたりを見回すと、そこには「トマトソース」という看板が掛かっていたという話を思い出す。




    桃や茘枝のような甘くジューシーな果物の香りに、
    柑橘類のフレッシュさを少し加えたような素晴らしい香り。



 夕 食 

   ・なににしようかな。






    2008年10月17日(Fri) マッチ。






   びっくりするほど牛なポーランドの切手。

   いい天気!午前中に水仙 Obdam を植える。丈夫でばんばん咲いてくれる球根植物の中では、水仙、特に八重のものは難しいところがあって、つぼみが出来ても開かなかったり、つぼみ自体出来ないことがある。原因は遺伝子的なものも含めていろいろあるようなんだけど、日照不足もその一因のような気がするので、今回はいつもより早めに、素晴らしく日当たりのいい場所に置いた鉢に植えてみた。咲いてくれるといいなあ。

   話は変わるが、わたしにはライターがつけられないという特技(え?)がある。ぱちっとスイッチを押すと点火するタイプならともかく、ドラムをじゃっと回してつけるタイプは、まともにつけられたためしがない。したがって、キャンドルに火をつけるときも、アルコールランプに火をつけるときも、マッチを使う。この間映画を観たら、主人公が片手でマッチを点けるシーンがあって、それがとてつもなく格好良かった。ああいうことが出来たならなんて素敵なことだろうと思うが、しかし自分がやることを考えてみると、「ああ、三回転宙返りが出来たらなあ」というクラスの難易度であるような気がする。そもそも、その技術を習得する前に、火のついたマッチが飛んできてわたし本人がめらめらバーニング状態になりそうだ。

   そんなわけで(なにが)、午後、好きなデザインのマッチ箱を作ってみた。といっても、ただマッチ箱に紙と古切手を貼っただけの工作とも言えない工作で、時々する遊び。コラージュとかこういう紙遊び用に世界各国の古切手をたまに買う。国別だったり、「犬」とか「建物」とかテーマ別だったり、袋詰めになって売られていることがあるのだ。わたしはたいていは動物シリーズを買う。「猫」とか「ヤギ」(本当にそういうセットがあった)とか。馬の切手はモンゴルのものが入っていることが多くて、お国柄だなあと思ったことだった。




    切手はアフリカのベナン共和国のもの。
    渋い青一色のシマウマとフォントの組み合わせのセンスが素敵。



 夕 食 

   ・オレガノ風味のチキンソテー。オーブン焼きポテト、鶏がらスープで煮たにんじんを添えて。
     粒入りマスタードを添えて。
   ・豆もやし入り鶏ガラスープ。
   ・チーズプレート。カチョカヴァロ、ミモレット。







    2008年10月16日(Thu) 秋の蝉。






   Francis Dubreuil フランシス・デュブリュイ。1894年作出。
   この薔薇が咲くと、あたり一面にレモンの香りを思わせる素晴らしい芳香が漂う。

   秋薔薇が次々と咲き始めている。細い枝のFrancis Dubreuil フランシス・デュブリュイは、大きな花を2輪も咲かせてくれた。黒薔薇とも呼ばれるほどの深い深い緋色、そして本当に素晴らしい香りの薔薇だと思う。

   さて、そろそろピンチになってきた。というわけで今日は取り急ぎ、原種の水仙を始めとする早咲きの球根たちを植えにかかる。箱を開けてみたら案の条、クロッカスの球根から根が出始めている。わー!!!待って!待って!今すぐ植えるから!

   まずは白い花だけを集めた一鉢を。大き目の鉢に土を入れて植えたのは、白い小さな原種水仙の"パルボコジュームホワイト" bulbocodium 'Alba' 、白いムスカリ "アズレウムアルバ" Muscari azureum 'Alba' 、スノードロップ "ガランサス・エルウィシー " Galanthus elwesii、そして名前が不明な白いクロッカスたち。予定が正しければ、妖精のスカートのようなバルボコジュームから順々に開花していって、4月くらいまで楽しませてくれるはずなのだけど、さてさてどうなりますことやら。もう少しこぶりの鉢には、白いクロッカスと、紫色のクロッカス "リメンブランス" Remembrance をぎっしりめに植える。こちらも早春のための一鉢といったところ。

   水栽培用の球根と、チューリップなどの大きめ球根たちはいつものように11月後半に入ってから植えようと思っているのだが、年々気候がおかしくなっているし、そのタイミングでいいのか少し迷うところ。今日は日差しがびっくりするほど強くて、大急ぎで猫用の布団から座布団からクッションからみんな干してから庭仕事に取り掛かったのだけど、その最中に蝉が鳴きだしてびっくりした。でも、いくら日差しが夏のようだとはといっても、やっぱり気温はそこまで高くはならなくて、ふりしぼるように3回鳴いた後はその声が止み、その後はいくら耳を澄ませても聴こえてはこなかった。あの蝉が、せめて少しでもこの地上の世界を満喫できたならいいのだけど。




    サイズの比較のためにクロッカスの球根を置いてみたんだけど・・・あまり大きく見えない。
    実際には結構大きめの鉢。



 夕 食 

   ・蓮根とざーさいの炒め物。
   ・秋鮭と網焼き野菜の焼き浸し。
   ・落とし卵と三つ葉のお吸い物。細切りのゆずの皮を浮かせて。





    2008年10月11日(Sat) 文房具。






   一緒に写っているのは、封蝋印と、中に封蝋を入れて溶かすための道具。
   机の上のしつらえが、どんどん時代を遡っていくのはきっと気のせいじゃない。

   こんなお方が来てくれましたよ。

   真鍮製のトレイ。古色蒼然たる風情だが、新しいもので、わたしにとっては飾りではなく、純然たる実用品。封蝋を溶かした後の熱くなったワックス・スプーンや、製作に使う、アルコールランプであぶった後のスパチュラなんかを置ける金属製のトレイを探していたので、出逢えてうれしい限り。人並み以上にうっかりしているわたしなので、熱くなったワックス・スプーンの置き場を探してきょろきょろしているうちに、封蝋印を押してもいない封蝋がそのまま固まってしまうとか、不安定な場所に置いたあつあつのスパチュラが膝の上に転がってきてぎゃー!ということはこれでなくなる・・・といいなあ。

   そして今回もまたギフトが!海外からの入荷待ちで発送が遅れたことを気にしてくださったご主人が、一緒にイタリア製のインクをプレゼントしてくれたのだ。うわー、うわー、ありがとうございます!



    なんか、パイレーツ オブ カリビアンっぽい!



    毒薬の瓶に見えるのも格好いい。
    ボルジアごっこが出来そう!(なにそれ)


   夕方、無料購読の着物雑誌が届いてびっくり。これは一体なんだろう?と廊下で考え込んだが、なにか、当たったら(?)雑誌が届くよ的キャンペーンに応募したような記憶のかけらがかすかにあるようなないような(どっちだ)。抽選に当たったのだろうか?それともそれは勘違いで、応募者全員プレゼントだったのだろうか?うーむ。どなたか存じませんが、とにかく、ありがとうございます。そしてカラー写真もたっぷりなこの着物雑誌は、足の上に落としたらただではすまなそうな分厚さと立派な重さでさらにびっくり。こんな豪奢な着物たちは着ることもないだろうが、古更紗の繰り返しパターンの見事さや、黒地の絹に金でさっと描かれた稲穂の美しさ、そして琳派の、やりすぎ!でも格好いい!なデザインにうっとりする。そしてなんておいしそうなんだ、一口うにご飯・・・!着物雑誌なのに、料理ページを延々と眺めるわたしなのだった。




   ぱかっと蓋を開けると、陶製のジャーが。
   ここには接着用のワックスを入れるつもり・・・

 夕 食 

   ・豆苗を入れて豚しゃぶ。仕上げはラーメン!





    2008年10月10日(Fri) コレジャナーイ!






   昼前、ふと気がついたら空腹でくらくら。朝ごはんを食べていなかった・・・!
   というわけでボリュームブランチ。
   おからバーグ+マリボーチーズ、白まいたけをワインビネガーと塩でソテー、ピンクペッパーをトッピング、デザートに巨峰。

   太郎商店のコレジャナイロボがグッドデザイン賞受賞を受賞と聞いて、笑いが止まらない朝。なんだかなにかが違う気が!コレジャナイロボ大好きだけど!



    お客さまから頂いたパンと昨日のスープを添えて。

 夕 食 

   ・スープの残りにクスクスを入れて、モロッコ風に。フェレロ アリサをちこっと。
   ・きゅうりと鶏ささ身のサラダ。胡麻風味にしたら、なんだか中華風に。





    2008年10月9日(Thu) 贈り物。






   Whispering Grass にのせて、草原の羊、のイメージで。
   スージークーパーは、グリーンとブルーのWhispering Grass、
   それに Wedding Ring シリーズが好き。

   こんなに毎日いろんな方に贈り物を頂いていいのでしょうか!

   今日は、ポストに入っていた大きな茶色い封筒を開けると、なんとそこには王子が!



   きゃ〜!!!

   リアルかわいい動物たちを作られるアトリエ・イボヤギさんの展覧会に行かれたお客さまが、プレゼントしてくださったのだった。西荻窪の「三月の羊」さんの羊クッキーも一緒に!きゃー!

   ああもうどうしましょう。このカエル王子のつぶらな瞳!まるみのあるゆびさき!きゅー。となった口! 人様にはとてもお見せできないほどの熱狂ぶりで1人写真撮影大会敢行。カエルに睡蓮の葉という組み合わせも素晴らしく、ただもううっとりするばかり。本物そっくりな中に漂うこの「愛嬌」は、アトリエ・イボヤギさんの対象への視線の中にある愛情あってこそなんだろうなあ。今は、仕事机の脇で悠然と存在感をアピールしている王子に金の王冠を作ってかぶらせたい!という溢れすぎな情熱を抑えるのに必死になっているところ。

   クッキーはさっそく三時に。写真を撮っているうちに愛着が湧き、このかわいいひつじを食べていいものかとちょっと逡巡したが、目をつぶってかぷり。あ。おいしい!さくさくした中においしいバターと粉の香り、そしてところどころに紛れ込んでいる塩の粒が、面白いアクセントになっている。ちゃんとお茶の葉の箱に作り方が入っていたのに、お得意の魔法「めぶんりょー」を発動して淹れたチャイもよく合って、うれしいひと時となりました。本当にありがとうございました!王子も大切にします!そして、数ヵ月後にはほんとに金の冠をこしらえそうで、われながらちょっとどきどきです。

   午前中食材を買いに行くと鶏ガラが売っていたので、さっそく購入。熱湯をさっとかけてからぶつ切りに。あとはたっぷりの水、それにねぎやしょうがなんかと一緒に、製作をしている間中ひたすらくつくつ煮込むだけで文句なしにおいしいスープストックが取れる。夕食用に作ったのは、濾した後で、たまねぎ、にんじんをそこに入れてさらに煮込んで、ちょっと塩を入れただけのスープだけど、今夜はむしろこれがメインディッシュな気持ち。時々あくを取って、あとは火加減さえ気をつければおいしくなってくれるスープはえらいなあ。



    チャイ。いつものことながら、ティー・マサラをこれでもかというほど入れてしまうのだった。

 夕 食 

   ・鶏ガラスープを使った、たまねぎとにんじんのスープ。
   ・おからハンバーグ。





    2008年10月8日(Wed) 石遊び。






   銀河の舟。

   石遊びをしに、友人たちと集まった。

   そこで友人の1人から、JaneAnn の石だった2つのレインボーヘマタイトを譲り受ける。板状のレインボーヘマタイトはてのひらにのせられるくらいの大きさのものと、両手でささげ持つくらいの大きさのものと2つ。このうち、てのひらにのせられるくらいの大きさのものは、1番最初のサンタフェでのワークショップ、誕生日に行われたワークで、わたしが選んだ石だった。見ていると、いろんな思いが溢れ出してくる。胸の中があたたかいような、風船のようにほんわりするような、そんな気持ち。あの場所、あの時間が、わたしに道を見つけさせてくれたのだ。

   石はみんなそうだけど、このレインボーヘマタイトについては特に、いつか次のこの石を手にするひとのために預かった、という気持ちでいる。そしてもう1つ湧き上がってきたのは、すごーくメタリックで宇宙船なこの石が、地球の、この星の大地から、地球という星の成分から生まれたのであり、この星の一部なのだという思い。それはまるで、愛情のような気持ち。属していないと思っていた自分が、ちゃんと源を持っていたんだということがぽんと腑に落ちた瞬間であり、なにかに、たぶん、自分自身に許されたような、そんな瞬間だった。

   その日は、おいしい紅茶とサンドウィッチを頂いた後、石を並べに並べてひさしぶりに遊ぶ。毎日石には触れるけれど、こういう風に友達と遊ぶのはひさしぶりですごく楽しい!現れ出てくるかたちは、次のかたちにつながっていて、そのかたちもまた新しいかたちにつながっていて。星が生まれ、爆発し、また生まれる瞬間を何度も描いているようだ。この石遊びという四次元宇宙チェスの好敵手を初めて見つけ、非常に燃える。その後は、石の奏でるメロディを聴いたり、生まれて初めて見る石に触れたり、素晴らしいチャントにひたりながら虹の輪さんで見つめ倒して(?)水晶をお迎えしたり、化粧品の販売のお仕事をしている別のお友達からかわいいパウダーやグロスをたくさん頂いたり、お祭りの前夜祭のような楽しい1日だった。




    きらきら〜 かわいい色!

 夕 食 

   ・おいしい中華料理と紹興酒 !





    2008年10月7日(Thu) 命名。






   これもたろう。

   ただしく名前をつけるというのは、すごく大事なことだと思う。

   たとえば、正義の一味(?)のひとりなのに、名前が「女郎蜘蛛のお銀」だったら、十中八九裏切りそうだ。「カフェ大砂漠」ではなんだか食べ物が乾燥してそうだし、呼んでもウェイトレスさんが来てくれなさそうだ。「ジェットコースター歯科」に行く勇気はないし、「古書店 百鬼夜行」には・・・ぜひ行って見たい。

   とにかく、そんなわけで、毎日きちんと素晴らしく働いてくれている新しい洗濯機に、本日付で「たろう」という称号を与える。

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   ところで、うちにはたぶん、50にんぐらい、たろうがいる。





    魚については基本的に全面肯定なので、まとめてたろうであることが多い。

 夕 食 

   ・みどりえ さんのチキンカレー!
     スパイスが効いていてしあわせな味だった。うっとり。
   ・ポテトサラダを作るはずが、茹で中だったポテトは、ふと気がつくとすべて鍋の中でとろけていたという。
     仕方がないので、水にさらしたたまねぎ、ピーマン、シーチキン、ゆで卵でサラダに。
   ・チーズ盛り合わせ。ミモレット、マリボー、カチョカヴァロ。





    2008年10月6日(Mon) 贈り物。






   わーい!
   時を経た洋書を思わせる装丁のノート。
   マスキングテープはポップかつシックな色の組み合わせ。

   ことん。という音にポストを見に行くと、中には包みが1つ。それはお友達から届いたノートとかわいいマスキングテープだった!子供の頃からのノート好き。それも、サイズはA5とかそこらへん、しっかりとした紙に、ノートの厚さは厚ければ厚いほどいいという昔から変わらない好みを、同じく文房具好きの彼女は把握していてくれて、まさにストライクゾーンど真ん中なノートを贈ってくれたのだった。ヒアリングノートを作りたいな〜と思って合うノートを探していたところだったので、ほんとにぴったりのタイミング。何色のインクで書こう!とわくわく考えたが、Dr.Jansen のカラーインク、Nicolause Copernicus に決定。夜空を思わせる、藍や紫を含んだブルーがとても好きなインクだ。これで日々の楽しみがまた増えました。ありがとう!

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   何気なく、外出中のヒアリングの勉強用にリトアニア語版の「ハウルの動く城」の音声を落とそうとしたのだが、あれ?ステレオミキサーが表示されない・・・?インターネットで検索しつついろいろ調べてみたところ、Vistaが乗ったこの VAIO さんではPC で再生中の音声は録音出来ないという衝撃の事実が判明。なんでー?!前のノートパソコンでもぜんぜん普通に出来たことなのにー!正確に言うと、VAIO の問題ではなく、VISTAおよびサウンドボードの問題みたいなのだが、あまりに予想外の事態に呆然。ケーブルでライン出力コネクタとマイクコネクタを繋げば録音できるみたいだが、当然その間外には音が聞こえないので、どこで録音を分割するかの判断が出来ない。最終的に、XP が入った以前使っていたノートパソコンであれやこれやとチャレンジしてみたものの、今度は録音のボリュームの問題が生じてすんなりとうまくは行かず、結局、別の作業をしながらとはいえ、3回も通して聞いてしまった。いや、ヒアリングの勉強に(たぶん)なったからいいんだけど・・・でも、この先インターネットラジオの録音とかどーしよ。




    母のおみやげ、栃の実団子。美味。
    器は、川口江里さんの灰志野菊小鉢。


 夕 食 

   ・つるむらさきのおひたし。
   ・秋茄子を焼き茄子にして。
   ・塩鮭。





    2008年10月5日(Sun) 故障ではなく、仕様です。






   雨もまた楽し。


   生けたばかりの薔薇を無邪気そうな顔で見上げている紅葉が、爪を出したり引っ込めたり、時々ちょいちょいと右手を振ったりしているのが気になる。・・・君は一体何をシュミレートしているのだね?

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   「髪洗ってたらシャンプーとリンスを間違えちゃって・・・こんなこと今までなかったのに・・・」と落ち込んでいるしっかり者の友人に、それはむしろわたしにとっては全然ノーマルな状態だとはとても言えない午後。




    雨上がりのDevoniensis。
    1838年作出のTea Rose。
    このエネルギーはどこから来るのか、驚くほどばんばん咲いてくれる薔薇。


 夕 食 

   ・みどりえ さんの海老カレー!
     マイルドな味がとても好み。勧めてくださったお客様、ありがとうございます!
   ・さやいんげんの胡麻マリネ。
   ・茸のオープンオムレツ。





    2008年10月4日(Sat) 洗濯機の日。






   光に透けるグリーンがきれいで、1枚パチリ。
   一見オリーブオイル?でも実はハンド&ネイル用。
   製作の合間合間に、銀の粉で染まってしまった指を右のネイルブラシでごしごし洗うので、
   乾燥するこれからの季節には特に必需品。
   多少不便でも、やっぱりガラス瓶&コルクの組み合わせが好き。

   ぼーっとしているうちに秋植えの球根をうっかり入手しそこねるところだったという先日の一件で学習、今度は早め早めにと来年のカレンダーとダイアリーを入手したところ脳が「今は2009年」と認識、随所に2009年と書いてしまう日々。なんて言うんだろう、この状態。帯に短し襷に長し?羹に懲りて膾を吹く?

      *      *      *      *      *      *      *      *

   新しい洗濯機が届いた!実は、洗濯機というものを買うのはこれが初めて。これまでは、この家に引っ越してきたときもともと置いてあった洗濯機をそのまま使っていたのだ。あとで知ったが、このひとは15年くらい前に製造されたお方で、いくつか出来なくなっていることがあったり、ミステリアスな動作を時折したりしていたが、そういうものだと思っていたので別に不便にも感じず、それなりに仲良くやってきた。だが、この夏前くらいから脱水がうまく出来なくなり、脱水の動作はしているが、空けてみると中の洗濯物はびしょびしょという状態が3分の2くらいの確率で起きるようになった。それでも夏の間は、「やったー!今日は脱水できてる!当たりだ!」とか、「うわー、びしょびしょー。外れかー」と能天気に遊んでいたが、こう涼しくなってくるとそうもいかず、ついに先日お店に洗濯機を見に行った。

   そこでびっくりしたのは、思ったよりもずうっとお値段がお手頃だったことと、最近の洗濯機にはなんだかすごい機能がいろいろついていること。ええっ、除菌?!洗濯機でそんなことが出来るの?ええっ、送風?!なんだそれ。まさかそんなことになっているとは思わず、お店の方に「どんな機能をご希望ですか?」と聞かれ、「洗えることと、脱水できることです!」と元気良く答えてしまったわたしは、さぞかしコールドスリープから覚めたひとのように見えたことだろう。

   そんなわけで、これまで一緒にいた洗濯機とは今日でお別れ。今までありがとう。リサイクルセンターに送られる洗濯機のことを思うと切ない。長年一緒に過ごしたものと別れるのは、それが仕方がないことであっても、やっぱり心が痛み、さみしい気持ちになるのだった。

   そして新しい洗濯機は、すばらしく最新の機能満載で、気軽に「部屋干し」モードを指定したわたしは、いつまで経っても延々と動き続ける洗濯機を前に、初めての子供の出産を待つ産婦人科前の新米おとうさんと化しておろおろと歩き回る。実はなんか触っちゃいけないボタンを押しちゃってて、飛行機から座席ごと緊急脱出するパイロットみたいに洗濯槽が空に飛び出していったらどうしよう・・・とりあえず、なんか危険そうな警告音が鳴り始めたら猫たちを抱えて逃げよう・・・と懊悩しているうちに、数時間後ようやく止まって蓋を開けることが出来るようになり、大急ぎで洗濯物を引っ張り出してみると、すでに半乾きの状態になっていてびっくり。どうやら洗った後で、「送風」を2時間やってくれていたらしい。だが、これですぐ乾く!という喜びよりも、動揺の方が大きかったという。ろくに説明書を読まないわたしが悪いのだね、うん。




    お客さまから頂いた手作りのパンでしあわせな夕食。
    酵母もご自分で作られているのです。
    いろんな種類のパンを頂いて、どのパンもすごくおいしい!
    うれしくてスパークリングワインを開けちゃいました。
    ありがとうございます!


 夕 食 

   ・お客様から頂いた手作りパン!
   ・ズッキーニ、椎茸、ガーリック、鶏手羽を重ね、塩胡椒とオリーヴオイルを振ってオーブン焼きに。
   ・じゃがいも、にんじん、ズッキーニ、ピーマン、ドライチェリートマトのスープ。
   ・ミモレットとりんご。





    2008年10月3日(Fri) Image 2008。






   見た途端に手に取っていた幾何学カットのクリアクォーツ。
   八角形の方は、ブラックトルマリン入り。

   仕入れに、Image 2008 展へ。

   今日はかなり空いていて、人ごみで酔ってしまうわたしとしてはとてもありがたい。惹かれる場所をぐるぐると回り、いつものように瞬く間に討ち死に。もうすでに、仕入れの度ごとに清水の舞台から墜落するのは決定事項なのだろうか。でもいいの・・・後悔してない・・・おさいふは大変なことになっているけれど。

   このショーでは、主にルースを中心に仕入れた。深いコーヒー色のブラウンジルコンやラズライト in クォーツ、とろんとしたグレームーンストーン、スチールブルーにもパープルにもグレーにも見えるスピネルなどの渋い面々から、ピンク、グリーン、キャッツアイなど、キャンディみたいに色とりどりのトルマリン、一見インディゴライト?だけど実はアフリカ産の青いアクアマリンまで、いろんな種類の石たちが来てくれた。共通項はと言えば、どの石にも漢気を感じるということだろうか。それは今に始まったことではないという気もするが。中でも目立っている石を3つ挙げるならば、まるで南の海の色をゼリーにしたかのようで、まだこんな石が残っていたんだ!とびっくりした美しいブルーオパールと、どうにもならないほど妖しい魅力満載のブルームーンストーン、そして最後の最後に油断していたところを一撃で射抜かれた、金のルチルが大き目のスモーキークォーツの中にすうっと入ったルースだろうか。

   今回Image 2008 展と同時に開催されていた、『Precious & Unique 宝石の原点』という展示は圧巻だった。1.5cts 弱もの大きさのある真っ青なアウインや(通常ごくごく小さいルースしかない石なのだ)、口にぽんと入れたら蜂蜜のように甘そうな、透明度のあるグリーニッシュブラウンの中にひとすじすうっとミルク色の目が入ったクリソベリルキャッツアイ、透明度とその天上のブルーに圧倒された、ものすごく大きなミャンマーの非加熱サファイアのカボション。なんかもう、ここにある石をみんなひっつかんでダッシュして、家で作品にしたい!と思わず願望が口から出てしまった。ああ、通りすがりのひとが、ここにある石をプレゼントしてくれないものだろうか。もう地球人じゃなくて、宇宙人とか、バナナワニ人とかでもいいから。じゃなかったらせめて一晩、あの大きいサファイアカボションで遊ばせてほしいなあ。額にのせて眠ったら、どんな夢を見るのだろう。

   今日特にうれしかったのは、以前より業者さんと英語で話せるようになっていたこと。産地とか、石のカットはどこでやったのかとか、いろいろと聞けるのは楽しい。だが1番大きいのは、話すことに慣れるにしたがって、文法間違いはたいしたことではない&とにかく話せ!ということを学習したことだろうか。業者さんもわたしのつたない英語を理解しようと努力してくれるし、なによりわたしたちの間には共通言語である「石」がある。ものすごく大きなルースを薦めてくれるカナダ人の業者さんに「わたしたちはもっと小さいルースが好きなの。だって日本人はあなたたちより小さいから!」と答えた後で、大き目のトルマリンキャッツアイのルースに見入っているわたしに、「日本人も大き目のルースに惹かれはじめたな!」と業者さんが切り返し、「そうよ、われわれは日々進化している!」と胸を張ったりして、あほな会話を楽しんだ。今回は初めて、なじみの外国の業者さんに、この石をこういう形のビーズにして欲しいというオーダーを出してみたりもしたが、さてどうなることだろう。楽しみだ。




   このシラー!
   思わずひれふしたくなるような石。





    ブルーカルセドニーたち。
    まさしく聖なる青。


 夕 食 

   ・おいしいスペイン料理屋さんでごはん!
    友人が選んでくれた白ワインがすごくおいしかったのに、名前はすっかり忘却の彼方・・・
    日本酒なら覚えられるのに、なぜワインだとこうなるのだろう。






    2008年10月2日(Thu) 「警部!犯行を目撃しました!」。






   ずぼっ。

   うわあ。もう寒くなるっていうのに、なにやってんのちーちゃん!



   そしてなぜ得意げなんだ。





    あくまで姫の気位。
    うひゃひゃな性格の紅葉がちょっかいを出すと、問答無用で猫ぱんち。
    ちーちゃんことうららは、ある意味5匹の猫の中で最強かもしれない。


 夕 食 

   ・冷凍しておいた鶏がらスープ+細ねぎたっぷり+おろし生姜で中華麺。






    2008年10月1日(Wed) 10月。






   本は、イーディス・ホールデン 『カントリー・ダイアリー』。
   折々の季節を切り取った美しい絵に添えられた簡単な日記には、
   その季節にふさわしい詩人たちの詩が書き写されているほかは、
   季節や自然のことしか書いていないのがいっそ潔い。

   窓から手を差し出すと、カーディガンを通り抜けてひんやりした風がすうっと肌にまといつく。身体の方もようやく、もうすっかり秋で、この先には冬がくるんだと実感し始めたようだ。たしかにこんなに短い期間で一気に温度が変わったんじゃ、事態を把握できないよなあ。暑い間は、「将来これが活躍する時期がふたたび来るなんて信じられない・・・」と横目で見ていたショールやウールの服を引っ張り出し始める。それにしても毎年思うことだが、去年の今頃は何を着ていたんだろう。

   英会話教室の宿題の作文に締め切りぎりぎりになって挑むが、いつもにもまして脳機能が停止状態。夏休み後半に必死で宿題をやりつつ、大人になったら自動的に余裕を持って計画を進められるようになるものだと思っていた子供の頃のわたしに、そんなわけないじゃないかと優しく伝えてあげたい。あまりにぐるぐる考えていたせいか、しまいにはリトアニア語と英語が混ざり始める。長い単語ではさすがにそんなことはないが、短い単語だとどっちがどっちだったかわからなくなることがあるわたしは、相当どうかしているのだろうか。ていうか、tik って英語だったっけ?リトアニア語だったっけ?

   行き詰った英作文を放り出・・・いや、一時休憩して、どこにどの球根をどんな感じで植えるか図に描いて考える。花の咲く時期、それぞれの植物の高さ、色合い、日光の当たり具合、最初に咲いた植物はその後どんどん葉が大きく育っていくことがあることなどを勘案して計画を立てるのは結構難しく、クイズとしてレイトン教授に出てきてもいいくらいだ。こんなに念入りにプランニングしても、完璧に計画通りの順番で花が揃ったことはただの1度もないということは、とりあえず忘れておくことにする。

   夜、なんだか風邪気味。肩を冷やさないようにショールでぐるぐる巻きになって寝たら、荒巻鮭になった夢を見てぐんにゃりする。



    紅茶がおいしい季節になった。
    カフェインに弱いので、ティーポット1つ分でリミットなのだが、
    しかし飲む!


 夕 食 

   ・生姜入りの紅茶を飲んで就寝。




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